昨日、一応転居が完了した。
友人Fのお陰で。
この日のことは文字を書くつもりはなかったので、あまり写真はないけれど。
いつもは、こと自分のことに於いては動くのが億劫な彼だが、私の引っ越しと聞くと休日返上で飛んできてくれた。
Fは、肝心な時に静かに、当人はさも自明のように肩を貸してくれる存在だ。
いつもカメラを向けると不慣れな表情をしていたFだが、最近慣れたのか、ナチュラルになった気もする。
家からやや近い森林公園で登山した
する予定はなかったが登山した
Fは基本的に物事をプラスに解釈するので、なんだかこちらが軽くなる。
引っ越しを手伝わせて悪いと言うと、
「これも思い出だな〜」と返し、
何もない山でいいのかと尋ねると
「たまにはそういうところで癒されたい」と言う
不思議でよく分からないが、いい奴ということだけはふんわりと確実に分かる。
雪が降ってきた、初雪だ。
写真は晴れて見えるが、実は微かに雪が降っている。
初雪と共に山を登るとは、なんとも年の瀬の近づきを感じた昼下がりだった。
新しい部屋も良い心地で、年末だが良いスタートが切れそうに思う。
fin.