新型コロナウイルス12日目、13日目

12日目

午前10時半、37.0度

いつもの通り、熱が吹き出してくるような感覚とともに眠りから覚める。

14時、保健所から電話があった。

大雨警報により、ホテル療養が1日延期になったとのことだ。

このあたりになってくると、発熱より肺の苦しさ、咳、酸素飽和度の方が辛くなってきた。

あくびをすると胸が締め付けられるような苦しさがある。

19時、37.2度

身体が熱かった。

13日目

夜2時、少し体調がマシで、久々にシャワーを浴びることができた。

清潔さの獲得は、基本的な喜びの一つであると感じられた。

午後14時、37.2度

息苦しさと咳が辛かった。

祖母から電話があったが、凄く喋り辛そうだと言われた。

過去に肺炎を患ったことがあり感覚的な記憶があることからも、肺炎になっている気がしていた(後から医師が指摘するには、とっくになっていたそうだ。)

17時、酸素飽和度94%

常に胸が締め付けられているような違和感があった。

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