18日目
16日目に行った病院で診断書を貰っていなかったので、少し遠かったが診断書のために向かった。
この日から2週間療養ということで診断書を書いてもらった。
症状は、肺炎、息苦しさ、倦怠感、咳、痰、嗅覚障害などだ。
診断書は上記のようなものだった。
診断書には5,000円かかった。
コロナ関連で1万円以上は医療費がかかるので、結構な負担になる。
その他、冷房により光熱費が普段の三倍ほどかかった。
また、肺炎の程度にもよるが、2週間〜1ヶ月くらいは働けなくなるので、収入も減りかなり厳しい生活になる。
頭痛が辛く、帰りの電車に乗っているだけでも結構厳しいものがあった。
一刻も早く最寄り駅に着いてほしいと切に望みながら到着を待った。
自宅に着くや否や、倒れ込むように夕方まで寝ていた。
起きると熱は37.3度。
自分の平熱の35度台後半には、これを書いている今も戻らない。
頭が痛かったので、この日も安静にして寝ていた。
8日目に助けてもらった看護師にお礼の電話をした。
「かなり酷かったから、正直肺炎を患っているだろうとは思っていたよ…
とにかくマシになってよかったね〜!
今は肺炎も自分の性質の一つだと思って、治るまでは付き合っていくしかないね〜。
急に息苦しくなることもあるから、安静にしてね。」と言ってくれた。
その後も頭痛が続く。
額やこめかみ、また頭の奥にジンジンと響くような頭痛だった。
19日目
この日は悪くない体調で、簡単な料理ができた。
少しずつ、荒廃してしまった部屋を片付けていく。
熱は36.7〜37.0ほどだった。
嗅覚もある程度まで戻った。
コーヒーに関しては味も香りも気持ちが悪く、ものにもよると思った。
20日目
夜中3時、寝苦しくて起きる、5時頃、7時頃にも起きた。
やはり微熱、倦怠感、肺炎の苦しさは中々改善されない。
別で手術をしていたので、午後に糸を抜きに行く。こちらは異常なし。
昼下がり、PCR検査を受けた病院に、診断書を貰いに行った。
診断書の作成には10日程かかるらしく、また電話で連絡すると言われた。
実際には7日後に診断書が完成したと電話を頂いた。
また、一度陽性になった人のワクチン接種について聞いてみた。
・一度なっていると抗体ができているので、そんなに急いでワクチンを接種しなくてもよい
・基本的には療養終了してから3〜4週間後からワクチンが受けられる
・肺炎になっている場合はワクチンを接種できないため、肺炎が治ってから、医師の判断で受けることができる。
とのことだ。
ここから、20分ほど歩いて帰った。
肺炎で息苦しく、20分も歩くとヘトヘトになってしまう。
歩く時、ふらついて重心が定まらない。
足を普通に閉じて歩こうとしても、筋肉量が低下していて、脱力するように足が開いてしまう。
高齢者になると、このような感じがするだろうかともなんとなく感じた。
帰るともうぐったり疲れていたため、着替えて眠った。
肺炎になると、背中ともなんとも言えないところに常に違和感があり、時に締め付けられるような閉塞感を感じて苦しいと感じる。
少しずつ、体力も取り戻さないといけないと思う日々だ。