あえて大雑把に言ってしまうなら、日本は「誰が言っているか」を重視しやすいところがあると思います。
「有名人も使っているあの〇〇アイテム!」や、「あのインフルエンサーが愛用してたやつを買ったよ!」などの言葉は日々耳にします。
特に、有名人を非難するわけでも、Who(誰が言っているか)で購買を決める人を非難するわけでもないのですが、
ただ思うのが、
「人気」であること自体が唯一のアイデンティティになってしまうことはかなり危険だと思う最近です。
更に平たく言えば、
「その人をその人たらしめるポイント」が「人気」に還元しきれてしまうという惨事のことです。
例えばそういう方から、「人気」を剥奪すれば、何も残らないでしよう。
そのため、「アイデンティティ」は「人気」に先立ってこそ意味のあるものだと思います。
まず、「その人らしさ」のようなものがあって、誰かがそれに気づいて、評価して、人気になっていく..
そのほうが、その人の外的な「価値」も長期的に安定したものになると思いました。
発信者の端くれとしては、書いておきながらも考えさせられるところはありますが..
自分らしさの原点のようなものは忘れずに、諸の投稿も続けていけたらと思います。
fin.